汚い字を克服するにはどうしたらいい?あなたの字が汚い5つの原因!
あなたは今「どうすれば汚い字を克服できるのか?」その方法を検索されてるんですよね?

会社で上司に「お前、字が汚いなあ!もうちょっときれいに書けないのか!」と注意されたのでしょうか?
それとも、会議メモを読み返しても、自分が書いた字なのに読めなくて困っているのでしょうか?
まずは「なぜ字が汚いのか?」その原因を分析しよう!
理由はともかく、きれいな字が書きたいのなら、最初に「なぜ字が汚いのか?」その原因を分析しましょう。
一見遠回りのようですが、これが最大の近道!

なぜなら、原因を把握することで初めて対策を打つことができるのですから。
とりあえず練習あるのみ!とか、根性論で突き進むと努力が無駄になってしまいますよ。
さあこれから、なぜあなたは字が汚いのか?その原因を一緒に分析してみましょう!
字が汚い原因(その1)きれいな文字の形を知らない
あなたの字は、なぜ汚いのか?
それは、あなたが「きれいな文字の形」を知らないからです!

これから書こうとしている文字を、頭の中に思い浮かべ見てください。
もし、その文字が汚かったとしたら、どんなに丁寧に書いたとしても、きれいに書けるわけないですよね?
(心を込めて書けば、気持ちは伝わるかもしれませんが、汚いことには違いないです)
あなたも小学生のころ、習字(硬筆・毛筆)の授業を受けたことと思います。
そのとき、先生から言われたことを覚えていますか?
お手帆をよく見て書きましょう!

そう教わったはずです。
そのお手本こそが、きれいな文字の形なのです。
あなたは今、そのお手本を頭の中にイメージすることができますか?

私の経験上、明確にイメージできないものを実現させることは、ほぼ無理です。
逆に言えば、しっかりイメージできるほど実現させる可能性が高くなります。
ですから、きれいな文字を書くための第一歩として、お手本をじっくり観察することから始めましょう!
字が汚い原因(その2)思いどおりの線が書けない
ただし、きれいな文字の形を覚えたたら即、きれいな文字が書けるのか?というと、話はそんなに簡単ではありません。
いくら頭の中にきれいな文字の形(書きたい文字)がイメージできても、それのとおりに書けなければ、きれいな文字にはなりませんよね?

つまり、思い描いたとおりの線が書けなければ、汚文字から脱却することはできないのです。
ですが、ちょっとしたコツを覚えれば、思い通りの線が書けるようになりますから、諦めることはありませんよ。

事実、私も日ペンのペン習字講座を受講したら、コツがつかめてきましたので。
字が汚い原因(その3)字を書くのが速すぎる
さらにいうと、字が汚い人は、字を書く速度が速すぎる傾向があるようです。
頭のいい人は字が汚い、なんて話を聞いたことがあります。
思考の速度に、文字が追いつかないのかもしれませんね?

試しに一度、ゆっくり、それも遅すぎるんじゃないか?というくらい、ゆっくり字を書いてみてください。
いつもより、きれいに書けた気がしませんか?
やっぱり、急いでサッサッサーと書いてしまうと、どうしても汚くなってしまいますよね?

なので、時間の許す限り、ゆっくり書くように心がけましょう。
ちなみに、私が受講している「日ペンのポールペン習字講座」の先生は、想像以上にゆっくり書かれてますよ。
(日ペンのポールペン習字講座にはDVD教材があり、先生がお手本を動画で見せてくれるのです)
先生がこれほどゆっくり書かれるのなら、私がそれより速く書いてもきれいに書けるわけないな?と思って以来、意識してゆっくり書くようにしています。
DVD教材をお見せすることはできませんので、代わりに私の動画をご覧ください。
最近、お気に入りの一文字。右払いは試行錯誤中。#ペン習字 pic.twitter.com/EaKkRYCWFG
— ひでお (@PenjiShukan) February 11, 2021
私の字で恐縮ですが、ゆっくり書くことの効果は理解していただけたのではないでしょうか?
字が汚い原因(その4)筆順を間違えている
さて、字が汚い理由の確認もあと少しです。
この時点で、3つの問題を改善した(きれいな文字の形を覚えた、思い通りの線が書けるようになった、ゆっくり落ち着いて書くようにした)と仮定しましょう。

でも、それだけではまだ足りません。
それは筆順です。
筆順とは、文字をきれいに書くための、先人たちの知恵がまとめられた、虎の巻のようなもの。
きれいな字を書きたいなら、それに従わない手はありません。
せっかくきれいな字の書き方をルール化してくれてるのに、無視したらもったいないですよね?
もし、結果として字の形があってれば筆順なんて関係ないと思ってるのなら、今すぐ考え方を改めましょう。
あまり神経質になる必要もありませんが、きれいな字を書くためには、筆順を守ることはとても大切なことなのです。

でも、全ての文字の筆順を覚えるなんて、まあ無理ですよね。
でも、そこは大丈夫。
筆順の基本ルールを覚えれば良いのです。
基本ルールを抑えておけば、応用が利くので文字ごとに覚えなくてもかまいません。
あとは、間違えやすい文字だけ個別に覚えば大丈夫です。
字が汚い原因(その5)文字を並べたときのバランスが悪い
最後は、文字を並べたときのバランスの問題です。
一つ一つの文字がどんなにきれいでも、文字を並べたとき(文章を書いたとき)のバランスが悪いと、汚く見えてしまいます。

例えば、この手書き文を見てください。
個々の文字はきれいなのに、文字の大きさがバラバラなので、美しくないですよね?

それに対して、こちらはどうでしょう?
文字単位で比べれば、さっきの方が上手なのに、文章全体ではこっちのほうがきれいに見えませんか?

要は、一文字ごとの完成度はそこそこだとしても、全体のバランスが整っていれば、それなりに整って見えるということ。
一文字、一文字を100点に近づけるのは難しいですが、全体のバランスを整えることなら、今すぐにでもできますよね?
「ひらがな、カタカナは漢字より小さめに書く」
これを意識するだけで、ぜんぜん違ってきますから、ぜひ覚えておいてください!
まとめ
以上が、あなたの字が汚い原因です。
おさらいとして、原因をまとめておきましょう。

あなたの字が汚い原因
- きれいな文字の形を知らない
- 思いどおりの線が書けない
- 字を書くのが速すぎる
- 筆順を間違えている
- 文字を並べたときのバランスが悪い
汚文字の原因がはっきりしたことで、どうしたら美文字になるか?その道筋が見えてきたのではないでしょうか?
あとは、対策を練って実践するのみ!
きれいな字を書いて、あなたの自信を取り戻しましょう!